龍神NIPPON・男子バレー五輪予選の見どころ!出場条件と対戦国は?

男子バレーの五輪予選が2023年9月30日から10月8日まで東京で開催されます。この大会は、パリ2024オリンピックの出場権をかけた戦いとなります。日本代表は、世界ランキング5位という高い位置にありますが、アメリカやスロベニアなどの強豪国と対戦することになります。日本代表は、高速攻撃と守備で世界トップレベルのチームに対抗できるでしょうか?この記事では、五輪予選の見どころや出場条件、日本代表のメンバーやポジションなどを紹介します。


 

龍神NIPPONの五輪予選とは?

男子バレーの五輪予選は、パリ2024オリンピックの出場権をかけた戦いとなります。この大会は、2023年9月30日から10月8日まで、東京の国立代々木競技場第一体育館で行われます。出場国は、世界ランキング上位24チームによって構成されます。出場国は、以下のように3のプールに分けられます。

プールA プールB プールC
イタリア(3位) アメリカ(2位) ポーランド(1位)
ブラジル(4位) 日本(5位) アルゼンチン(6位)
イラン(11位) スロベニア(8位) オランダ(10位)
キューバ(12位) セルビア(9位) カナダ(17位)
ドイツ(15位) トルコ(13位) メキシコ(19位)
ウクライナ(16位) チュニジア(18位) ベルギー(21位)
カタール(17位) エジプト(23位) ブルガリア(23位)
チェコ(20位) フィンランド(28位) 中国(29位)

 

日本代表はプールBに入り、アメリカ、スロベニア、セルビア、トルコ、チュニジア、エジプト、フィンランドと対戦します。日本代表は世界ランキング5位という高い位置にありますが、2位のアメリカ8位のスロベニアなどの強豪国と対戦することになります。日本代表は、各試合で勝利することでポイントを獲得し、プール内で上位2位以内に入ることを目指します。ポイントの計算方法は以下の通りです。

  • 3-0または3-1で勝利した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイント
  • 3-2で勝利した場合:勝者に2ポイント、敗者に1ポイント
  • 2-3で敗北した場合:勝者に1ポイント、敗者に2ポイント
  • 1-3または0-3で敗北した場合:勝者に3ポイント、敗者に0ポイント

もしプール内でポイントが同じチームが複数いた場合は、以下の順序で順位を決めます。

  • 勝利数
  • セット率(獲得セット数÷失ったセット数)
  • 得点率(獲得得点数÷失った得点数)
  • 直接対決の結果

 

日本代表のメンバーとポジション

日本代表に登録された18人の選手名や背番号、ポジション、身長などを紹介します。以下が日本代表のメンバー一覧です。

背番号 氏名(年齢) ポジション 身長 最高到達点 生年月日 所属 出身地 キャッチフレーズ
1 西田 有志 (23) オポジット 186cm 350cm 2000/1/30 パナソニックパンサーズ 三重 制御不能!怪物サウスポ
2 小野寺 太志 (27) ミドルブロッカー 202cm 345cm 1996/2/27 サントリーサンバーズ 宮城 急上昇!タワー・オノ・デラー
3 深津 旭弘 (36) セッター 183cm 337cm 1987/7/23 東京グレートベアーズ 愛知 オールドルーキー アキニキ
4 宮浦 健人 (24) オポジット 190cm 347cm 1999/2/22 パリ・バレー(フランス) 熊本 サイレントスナイパー
5 大塚 達宣 (22) アウトサイドヒッター 195cm 340cm 2000/11/5 パナソニックパンサーズ 大阪 インテリテクニシャン
6 山内 晶大 (29) ミドルブロッカー 204cm 354cm 1993/11/30 パナソニックパンサーズ 愛知 音速のベビーフェイス
7 高梨 健太 (26) アウトサイドヒッター 190cm 343cm 1997/3/25 ウルフドッグス名古屋 山形 静かなる万能戦士
8 関田 誠大 (29) セッター 175cm 324cm 1993/11/20 ジェイテクトSTINGS 東京 トスの魔法使い
10 髙橋 健太郎 (28) ミドルブロッカー 201cm 361cm 1995/2/8 東レアローズ 山形 パパはブロック番長
11 富田 将馬 (26) アウトサイドヒッター 190cm 345cm 1997/6/20 東レアローズ 静岡 修復のスペシャリスト
12 髙橋 藍 (22) アウトサイドヒッター 188cm 343cm 2001/9/2 ヴェロ・バレー・モンツァ(イタリア) 京都 新時代のプリンス
13 小川 智大 (27) リベロ 175cm 1996/7/4 ウルフドッグス名古屋 神奈川 センス100%
14 石川 祐希 (27) アウトサイドヒッター 192cm 351cm 1995/12/11 パワーバレー・ミラノ(イタリア) 愛知 世界のISHIKAWA
20 山本 智大 (28) リベロ 171cm 1994/11/5 パナソニックパンサーズ 北海道 世界No.1リベロ
21 永露 元稀 (27) セッター 192cm 330cm 1996/6/8 ウルフドッグス名古屋 福岡 210万フォロワーのバズらセッター
28 エバデダン ラリー (23) ミドルブロッカー 195cm 350cm 2000/8/18 パナソニックパンサーズ 岐阜 一撃必殺!ラリーフラッシュ
29 山本 龍 (23) セッター 185cm 330cm 2000/9/23 ディナモ・ブカレスト(ルーマニア) 滋賀 次世代のスピードスター
30 甲斐 優斗 (20) アウトサイドヒッター 200cm 352cm 2003/9/25 専修大学 宮崎 パリへのラストピース
監督 フィリップ ブラン (63) 監督 1960/5/20 出身地:モンペリエ(フランス)

 

各ポジションの役割や特徴

ウイングスパイカー
サイドからスパイクを打つ攻撃の要。レシーブやディグもこなすオールラウンドなポジション。

オポジット
セッターの対角に位置し、主に攻撃に特化したポジション。レシーブはせず、バックアタックも行う。

ミドルブロッカー
前衛の真ん中に位置し、相手のアタックをブロックする役割。クイック攻撃や速攻も行う。

セッター
攻撃に直接つながるトスをあげる司令塔。相手の守備やブロックの位置からトスのコースを決める。

リベロ
守備専門のポジション。アタックはできないが、レシーブやトスでチームに貢献する。

 

龍神NIPPON(日本代表)の見どころ

日本代表の高速攻撃と守備が見ものです。日本代表は、ネットの上から繰り出される打点の高いスパイクや、高速のスパイクに飛び込む選手の気迫が観客を魅了します。日本代表は、世界ランキング5位という自信と誇りを胸に、プールBから勝ち上がることができるでしょうか?

石川祐希や西田有志などの主力選手や、山内晶大や小野寺太志などの若手選手が活躍することが期待されます。

龍神NIPPONの柱 石川祐希

石川祐希は、東京オリンピックで最優秀レシーバー賞を受賞したアウトサイドヒッターです。彼は、レシーブやディグだけでなく、スパイクやサーブでもチームに貢献します。

龍神NIPPONのポイントゲッター 西田有志

西田有志は、オポジットとして攻撃に特化したポジションです。彼は、バックアタックやサーブで相手に圧力をかけます。

龍神にNIPPONの壁 山内晶大

山内晶大は、ミドルブロッカーとして相手のアタックをブロックする役割です。彼は、身長204cmという長身を生かして、クイック攻撃や速攻も行います。

龍神にNIPPONの速攻の要 小野寺太志

小野寺太志は、彼もミドルブロッカーとして日本代表に登録されています。彼は、身長202cmという長身でありながら、機動力や跳躍力にも優れています。

龍神NIPPONのオールラウンダー高橋藍

高橋藍選手は、日本代表のアウトサイドヒッターです。身長は188cmで、最高到達点は343cmという高い跳躍力を持ちます。

バレーボールを始めたのは小学校2年生のときで、兄の影響を受けました。中学時代はリベロも経験し、守備にも優れています。高校時代は東山高校でキャプテンとエースとして活躍し、春高バレーで優勝しました。その後、日本体育大学に進学し、日本代表にも選出されました。東京オリンピックでは全試合に出場し、アジア選手権では準優勝に貢献しました。2021年からはイタリアのセリエAのパドヴァに所属しています。

インスタグラムのフォロワー数は100万人を超えており、国内外で人気があります。高速攻撃と守備で世界トップレベルのチームに挑む若きスターです。

今大会最大のライバル国 アメリカとスロベニア

アメリカやスロベニアなどの強豪国との試合では、日本代表がどれだけ世界トップレベルのチームに対抗できるかが見ものです。

アメリカは、東京オリンピックで金メダルを獲得したチームです。彼らは、パワフルなスパイクやサーブで攻めるだけでなく、堅実な守備も持ち味です。

スロベニアは、東京オリンピックで銅メダルを獲得したチームです。彼らは、高さとスピードを兼ね備えた攻撃とブロックで圧倒します。

日本代表は、これらのチームに対してどのような戦略を立てるのでしょうか?

龍神NIPPON(日本代表)フィリップ・ブラン監督のコメント

  • この大会は、パリ2024オリンピックの出場権をかけた戦いとなります。目標はパリ五輪の出場権を獲得するという私たちの夢を実現することです。
  • 今シーズンのスローガンは『ALL for PARIS ~Catch Our Dream~』です。私たちの最大の望みは、できれば今シーズン中にパリ行きの切符を獲得することです。
  • オリンピックへの切符を獲得するためには、何より世界ランキングにおいて、アジア首位であるチームのポジションを維持すること、またはOQTで直接出場権を獲得することが求められます。
  • このオリンピック予選は、次の理由により、この1年で最も重要な大会です。私たちはここ日本で、今年は何の制約もなく、観客の皆さんの前でプレーをするからです。また、オリンピックへの直通切符を得ることによって、2024年はオリンピックでのパフォーマンスを高めることだけに集中できるからです。
  • OQTの組み合わせ、抽選会の結果は、私たちにとって、あまり好ましいものではありませんでしたが、この挑戦に立ち向かう準備をしなければなりません。今年の10月にチームはセルビア、スロベニア、アメリカに対して非常に高いレベルのパフォーマンスを発揮し続けることができなければなりません。
  • 私たちは自分たちのスタイルを貫くことが大切だと思います。高速攻撃と守備で相手を翻弄し、自分たちのペースに持ち込みたいです。相手が強豪国だからといって怯むことはありません。自信を持って戦います。

まとめ

男子バレーの五輪予選が2023年9月30日から10月8日まで東京で開催されます。この大会は、パリ2024オリンピックの出場権をかけた戦いとなります。

日本代表は、世界ランキング5位という高い位置にありますが、アメリカやスロベニアなどの強豪国と対戦することになります。

日本代表は、高速攻撃と守備で世界トップレベルのチームに対抗できるでしょうか?

この記事では、五輪予選の見どころや出場条件、日本代表のメンバーやポジションなどを紹介しました。

この大会はフジテレビ系列で放送されます。日本戦は全試合生中継される予定です。ぜひご覧ください。

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